下大沢 駿|Shun Shimoosawa

Shun Shimoosawa
Gelding

2019

クスノキ、セメント、油性ペンキ、パテ、水糸、ビス、など

クスノキの丸太を魅力的だと思うと同時に、虫が潜んでいそうで触れたくない私がいました。クスノキを愛するためには、クスノキ自体を制圧する必要がありました。そこで私は、丸太をパテと塗料でコーティングした後に、セメントで型取りをしました。型取りによって、本物であるはずの原型は、不要なものとなります。

私の身の周りにあるのは、コーティングと複製が行われた自然ばかりなのかもしれません。